「興奮・発情・性欲」は中国語で?
16 通りの言い方を、直球さの違いつきで比べられます。
別表記: 興奮・発情・性欲・その気になる
使い分け
身体の反応を短く報告する語が発達していて、男性なら「硬了」、女性なら「湿了」。どちらも「了」で変化の完了を示し、二文字で相手に興奮を伝えられる。
気分のほうを言うなら「发骚」「发浪」「骚了」。骚は動物の発情を指す字なので、理性より本能が前に出た状態を表す。「欲火」は欲望を火に見立てた文語寄りの語で、小説の地の文に向く。「性欲」は中立語で、記事でも医療でもそのまま使える。
興奮の主要表現・早見表
まず覚えたい6語を、読み方・意味・直球さで比較できます。
該当する中国語 16 語
硬了
yìng le
勃起した/硬くなった
「硬」は硬い、「了」は変化が完了したことを示す。勃起した状態になった、という報告だ。 湿了と対になる語で、興奮を相手に伝える機能を持つ。「我硬了」「已经硬了」のように、送られてきた画像や会話への反応としてチャットにそのまま出る。 二文字なので打つのが速く、実況向き。単体では「固くなった」というだけの普通の表現なので、性的な意味が立つかは前後の文脈が決める。
性欲
xìng yù
性欲
性的な欲求そのもの。医学・心理・日常でも使う中立的な語だ。 「性欲很强」「压抑性欲」のように、状態の説明で出る。饥渴よりフォーマル。
发浪
fā làng
発情する/いやらしくなる
「发」は発する、「浪」は性的に奔放で乱れた状態。発情する、いやらしくなることを指す。 浪叫や浪逼と同じ「浪」系の語彙で、この字が付くと乱れて求める方向のニュアンスになる。发の字が動詞化しているので、状態の変化を言えるのが特徴だ。 「一喝酒就发浪」のように、きっかけと結びつけてからかう言い方でよく使われる。人の態度の変化を指す語なので、身体そのものではなく振る舞いを見ている。
欲火
yù huǒ
欲情の火/性的興奮
性的な欲が高ぶった状態を「火」に例えた文語寄り表現。欲情・ムラムラの比喻だ。 「欲火焚身」「点燃欲火」のように、小説のムード作りでよく使われる。
湿了
shī le
濡れた
「湿」は濡れる、「了」は変化が完了したことを示す。性的に濡れた状態になった、という反応の報告だ。 硬了と対になる語で、興奮を可視化して相手に伝える機能を持つ。「我湿了」「已经湿了」のように、チャットでは画像や会話への反応としてそのまま送られる。 単体では「服が濡れた」程度の普通の表現でしかないので、性的な意味が立つかどうかは完全に文脈次第。短さゆえに使い回しが効く語だ。
勃起
bó qǐ
勃起
ペニスが硬くなること、勃起。医学でもエロでも使う中立寄りの語だ。 硬了が口語報告なら、勃起は説明・翻訳・硬めの文章で出やすい。
性虎
xìng hǔ
性欲が非常に強い人
性欲が虎のように強い、という誇張した人物評だ。 「性虎体质」「他是性虎」など、欲望の強さのジョークや設定で出る。
逼痒
bī yǎng
まんこがむずむず/発情
「逼痒」は女性器がむずむずする・疼く、という身体感覚の直球。発情や前戯不足・欲しがりの描写に使う。 チャットの自己申告「逼痒了」や小説の内心でよく出る。実際の皮膚疾患の話というより、性的興奮のメタファーが大半。 「下面痒」「心痒」より下品で具体。関連して「湿了」「想被插」が続きやすい。
骚了
sāo le
スケベってきた/発情した
「骚了」は「(もう)スケベモードに入った」「発情してきた」という状態変化の完了形っぽい口語。 自分にも相手にも使える。「你一说话我就骚了」のようにトリガーとセットで出ると臨場感が強い。 「湿了」「硬了」が身体反応寄りなのに対し、「骚了」は態度・気分の淫らさ寄り。
发骚
fā sāo
発情する/スケベを出す
「发骚」はスケベを発する・発情モードに入る動詞。日本語の「発情する」にかなり近い実務感。 「别在这发骚」「一发骚就控制不住」のように、抑制と解放のドラマでよく使われる。既存の「发骚来」は誘いの派生。
发情期
fā qíng qī
発情期(比喩・ロール)
動物の発情期を人に当てた比喩。性欲が強い時期・状態を「发情期到了」と自嘲・煽りする。发骚・发浪より物語・ケモ寄りの温度。 人外・兽耳ロールや、ただの欲求不満ジョークの両方に出る。生理周期の医学説明ではないことが多い。 チャットの合図語としても使える。
发情
fā qíng
発情する
情が発する。動物の発情から転じて、性的にスイッチが入った状態を動詞・形容で指す。发情期が期間・設定、发骚がいやらしさを出す動作、发情が「乗ってきた」本体だ。 「我发情了」は今ムラムラしている報告。「别发情」は場にそぐわない興奮を止めろ、という制止にもなる。性压抑の反対側の短い状態語だ。 獣医の用語と同形なので、タグか医療かは前後で切る。
上头
shàng tóu
ハマる/頭に血が上る
頭の上に来る、すなわち理性より衝動が前に出た状態。下头が興醒めなら、上头は乗ってしまった側だ。性的な文脈では、画像や会話に引っ張られて判断が鈍ることを指す。 「看片上头了」「被他拿捏得上头」のように、視聴・相手・雰囲気のどれかがトリガーになる。褒めにも自嘲にもなり、性张力が空気の張り、上头がその張りに呑まれた結果、と並べると温度が分かる。
性冷淡
xìng lěng dàn
性的に淡い/欲が低い
性が冷たく淡い。性欲が低い、または相手に欲が向かない状態を指す評語だ。性压抑が溜め込んでいる、性冷淡が火がつかない、性瘾が止まらない、と三方向ある。 「我不是性冷淡,我只是对你冷淡」は拒絶の刃になる。医学名のように聞こえるが、ネットでは関係の不満を言う語だ。
性瘾
xìng yǐn
性的な瘾/止まらない欲
性の瘾。欲や行為の回数を自分で止められない、という自嘲・品評だ。性压抑の反対側に置かれ、看片・约炮・口嗨が日常を侵食している報告に使う。 「性瘾发作」は今すぐ処理したい宣言。診断名のように見えるが、ネットでは誇張した自称が多い。
信息素
xìn xī sù
フェロモン/情報素もの
情報の素。二次創作で、匂いが発情や結びを起こす設定装置だ。发情が状態、信息素がその原因物質。Omegaverse 系の中華タグの核。 現実のホルモンではない。物語のルール。