戴绿帽
dài lǜ mào
緑の帽子をかぶる/浮気される
解説
「戴」は身に着けること。緑の帽子をかぶるという比喩で、恋人や配偶者に浮気をされた男性をからかい、非難する言い方になる。戴绿帽子とも言う。
「他戴了绿帽」は彼が浮気をされた側。「给他戴绿帽」では给他が加わり、彼を浮気された側にする、つまり彼のパートナーが他の人と関係を持つ側の話になる。戴の一字を「被せる」と固定して訳すと、誰が裏切られたのかを逆に読み違えやすい。
绿帽が比喩の名詞、戴绿帽は出来事を述べる句。出轨は浮気をする側の行動を表す。NTR作品の感想にも使えるが、現実の相手への侮辱になり得る言葉で、ジャンル名と同じ軽さで人に投げる表現ではない。
用例3件
小说里,他戴了绿帽。小説では、彼はパートナーに浮気をされた。
小说里,她给丈夫戴了绿帽。小説では、彼女は夫を裏切って浮気をした。
A: 这里是谁被背叛了?
B: 是戴绿帽的那个人。A: ここでは誰が裏切られたの? B: 緑の帽子をかぶったと表現されている人だよ。
注意点
例文の人物は説明用の架空の人物。「给+人+戴绿帽」と「人+戴绿帽」で視点が異なる。冗談でも実在の人への呼びかけには注意。
参考資料と確認範囲
記述・資料の確認日:
辞書の見出しは戴綠帽子です。给+人の対照文は視点の違いを説明するための作例で、実際の投稿の引用ではありません。
- 教育部《重編國語辭典修訂本》「戴綠帽子」公的辞書
確認した内容:恋人・配偶者に浮気をされた男性への揶揄という語義と読み。
- Wiktionary「NTR」共同編集辞書
確認した内容:给某人戴绿帽子という句と、NTRの動詞用法との対応。
共同編集辞書を含む資料は、公的な標準語認定や専門家による全面監修を意味しません。用例は意味を説明するための作例で、実際の投稿からの引用ではありません。
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関連語・類義語
绿帽
lǜ mào
寝取られ/緑の帽子(隠語)
緑の帽子をかぶる、という比喩で寝取られる側を指す隠語だ。 由来は古く、元・明の時代に妓楼に関わる男性へ緑の頭巾を着けさせた制度があったとされ、そこから緑=妻を寝取られた男という連想が定着した。現在でも中国では男性に緑の帽子を贈るのは強いタブーとされている。 アダルト文脈では「绿帽癖」のように嗜好の自己申告として使われる一方、日常では強い侮辱になる。日本語のNTRに対応するが、こちらは文化的な重みがずっと大きい。
NTR
NTR
寝取られ
日本語「寝取られ(netorare)」を縮めた表記。恋人や配偶者が第三者と関係を持つ展開を、主にパートナーを失う側から捉える語で、中国語の作品紹介や感想にも使われる。英語の語句を略したものではない。 「出轨」は浮気・不倫をする側の行動、「绿帽」「戴绿帽」はパートナーに不貞をされた側を指す比喩。NTRと話題は重なるが、視点と使い方は同じではない。「牛头人」は拼音の頭文字がN・T・Rになることを利用したネット上の言い換えで、怪物を指す本来の意味もある。
牛头人
niú tóu rén
ミノタウロス/NTRミーム
牛の頭を持つ人型の怪物という意味と、NTRに関連するネット用語の意味がある。後者は拼音の niú・tóu・rén の頭文字が N・T・R になることを利用した言葉遊びで、「牛と緑の帽子を組み合わせたから」という由来ではない。 作品や恋愛の話では、パートナーを他の人に取られる展開や、それに関連する話題を示すことがある。一方、神話やゲームの種族の説明なら文字通りの怪物の可能性があるため、この三字だけで性的な意味に決めつけない。 「被牛头人了」のように被と一緒に動詞的に使うと、裏切られた側の話になる。NTRという略記、绿帽という比喩、戴绿帽という出来事の表現は関連するが、文中での働きまで常に同じではない。
出轨
chū guǐ
不倫・浮気
「轨」はレール、「出」は外れる。線路から脱線する、という比喩で不倫を指す。 日本語の「道を踏み外す」と発想が近く、決められた軌道から逸れることを不貞に重ねている。日常でも報道でも普通に使われる標準的な語だ。 アダルト作品では人妻ものやNTRの設定タグとして非常に強く、「出轨少妇」のような複合で現れる。绿帽が寝取られる側から見た語なのに対し、出轨は外れる側から見ている。
绿奴
lǜ nú
NTR奴隷/緑帽の奴側
绿帽(寝取られ・緑の帽子)文化における、辱めを受ける側・受け入れ側のロール呼び。奴は奴隷ロールで、単なる被害者ではなくプレイとして位置づける含みが強い。 「绿奴日记」「当绿奴」のようにNTR系投稿や小説で自己申告・設定に使われる。绿帽が状況、绿奴が人物ロール、という切り分け。 合意のあるフィクション/ロールの語として読む。他者を傷つける実害行為の推奨ではない。
绿帽奴
lǜ mào nú
緑帽奴隷(NTR奴の強調)
绿帽+奴の複合で、NTR状況を奴隷ロールとして引き受ける側の強調ラベル。绿奴とほぼ同系統で、帽の字が状況を明示する。 自己申告の属性や小説の役名に使われる。「绿帽奴日记」など連作タイトルにもなる。 合意フィクション前提。実害の関係破壊を美化する語ではない。
捉奸
zhuō jiān
現場を押さえる
奸を捉える。不倫・密会の現場に踏み込むことを指す。偷情の物語が終わる側の動詞で、绿帽や出轨の「発覚シーン」の名前でもある。 「捉奸在床」が定型で、ベッドの上まで含意する。ドラマ・短動画・実話系投稿のタイトルに出やすく、プレイ名ではない。 修羅場そのものを指して使うこともあり、その場合は性より喧嘩の語になる。